一倉定

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一倉定 経営心得 その㉖  社長が会社を理解するための経営計画

一倉定 経営心得 その㉖   「社長は何をしたらいいか、、、」を見つけ出す最良の方法は、経営計画を自ら立てることである。   これは社長自身が、何をしたいのかがわかる瞬間は、計画自体を作るときである。としている。どのような情報も、実現しないものは、存在しないのと同じである。そして、計画にないものは実現するはずがないのである。 実は、これは社長以外にも当てはまる。特に、「戦略」を決める。というステー […]

一倉定 経営心得 その⑱

一倉定 経営心得 その⑱   ワンマン決定は権力の表れではない。責任の現われである。   意思決定の真理である。会社には複合的な意思が存在する。各部門部署の意思。各ステークホルダーの意思。会社は理念に向かって統合されているというがそれはそれ。現場の理論で考えると部署部門ごとの意思は強い。日本の場合、各部門の意思は強固である。つまり、役割も違うし、方向性も違う。必ず会社内には相反する意見が生まれるよ […]

一倉定 経営心得 その⑯  

一倉定 経営心得 その⑯   ワンマン経営こそ本当である。   いろいろな言葉が頭の中をよぎります?独裁。強権的。ガバナンス。 トップである社長にはかなりの権力があることも事実。しかし、あえて、ここで「ワンマンこそ」で語ることに一倉先生の意志がある。社長であるのにワンマンでないことはあるのであろうか?これが実際にはよくあるのである。日本の会社組織に対してとある外資系コンサルタントが、その […]

一倉定 経営心得 その⑮   いい会社とか悪い会社とかはない。あるのは、いい社長と悪い社長である。   社長に問われるものは様々である。 能力、経験、考え方、、発言、など様々社長に対して目線を向けたくなるポイントは多々ある、一倉先生は、「正しい姿勢」としている。最高責任者としての在り方と、「お客様の要求を満たす」ことである。としている。前日の話にも重なるが、企業経営の大きな2つの役割は、「マネジメ […]

一倉定 経営心得 その⑭

一倉定 経営心得 その⑭   事業は学問でなければ理論でもない。事業の存続を実現する戦いなのである。   その一生を臨戦モードで駆け抜けた一倉先生らしい言葉である。特に舶来の理論MBAなどを嫌った。一倉先生がなくなったのが1999年。最後の病床からも檄を飛ばしていた。しかも最後の最後に怒られていたのは、病に伏した一倉先生に富士山の見える病室をあつらえた医師であり教え子であったという。「富 […]

一倉定 経営心得 その⑬

一倉定 経営心得 その⑬   環境整備には、いかなる社員教育も、どんな道徳教育も足元にも及ばない。   会社は「器官である」。人間も管の動物である。管である以上何が大切かといえば、停滞しないことである。能の血液が滞留したら脳溢血、脳梗塞をもたらす。心臓で詰まれば心筋梗塞である。管のつまり物を取り除くことは常に大切である。掃除は、身の回りのつまり物を排除することであると思う。掃除をして、周辺の環境整 […]

一倉定 経営心得 その⑫

一倉定 経営心得 その⑫   環境整備こそ、全ての活動の原点である。   この言葉から連想される現代?近代?のビジネス用語としては、 「割れ窓理論」がある。通常、5S。が思い浮かぶであろう。 ニューヨーク市長のジュリアーノ氏がこの理論を実行した。 まずは落書きを消し、その後地下鉄内での軽犯罪を取り締まっていった。これにより、凶悪犯罪も減少したというのだ。この理論は賛否があるものではある。しかし、我 […]

一倉定 経営心得 その⑪

一倉定 経営心得 その⑪   理想的な経営構造は、「工場を持たないメーカー」である。   この言葉から連想される現代?近代?のビジネス用語としては、 ファブレス経営、ODM、OEM。サプライチエーン。バリューチェーン。 一倉先生が、こんなメリケン言葉を知っていたとは思えない。5000社の企業を見ての感想、たどり着いた結論であろう。「作ること以外脳の無い生産会社にやってもらえばいい。」 随 […]

一倉定 経営心得 その⑩

一倉定 経営心得 その⑩ 市場を多角化するということは、どのような会社にとっても優れた企業構造の一つの型である。 この言葉から連想される現代?近代?のビジネス用語としては、 アンゾフの成長戦略 リソースベイスドビュー ポジショニングビュー 事業成長曲線 PPM分析の異端児   一倉先生は、至極単純に考えている。「いつまでもおんなじことをするな」「新しいことを考えろ」「じっとそこにいたらそ […]

一倉定 経営心得 その⑨

一倉定 経営心得 その⑨   市場のすべての要求を満たそうとすると、全ての要求を満たせなくなる。 お客様が望むのは、全ての品がそろっていることではなく、自分の買いたい品が豊富にそろっていることである。   想起できるビジネスワードは、セグメンテーション。ポジショニング。コンセプト。ランカスター戦略。有限であることを自覚せよとの教え。なるほど、と思える。 マーケティングにかかわる業務に携わると冒頭で […]